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研究会案内

食香粧研究会について

神話の時代から「食」と「香」は本能を掻きたて、ヒトの五感を刺激し、その インスパイアは生活の豊かさを向上させる原動力となってきました。 また、気候風土に馴染んだ生活向上の努力は、様々な地域に多様な活動を展開 させ、独自の文化を育んできました。 一方、「食」、「香」、「粧」の魅力は、大航海時代の幕開けのインセンティブ となり、中世から近世へのグローバリゼーションの扉を開く大きな要因となった ことも広く知られています。現代における交通・通信の発達は地球をさらに小さくし、
ICT(information and communications technology)によって“バーチャ ル”な生活・社会・世界観が広がっています。

人類は自然の恩恵を受けているものの、高度に発展した現代の都市型生活では その恵を五感で感じる“リアル”な機会はほとんどありません。

五感に歓びを与えパッションの源となる「食」、「香」、「粧」の重要性は、 高度知識社会への産業構造の転換、都市型生活の拡大と共に、今後益々高まると 考えられます。

食香粧研究会は、「食」、「香」、「粧」の素材開発、機能解明などの研究開発 ならびにそれら分野に貢献する人材の育成、さらにはその育成に関する教育研究 手法の開発を目指し、会員相互の連携と協働により、食香粧文化ならびに生活の 質的向上に努め健康な社会生活の実現に貢献することを設立の趣旨とします。

本研究会の目的と設立趣旨にご賛同戴ける食香粧分野の企業、教育機関ならび に同分野の研究者、技術者および教育者の方々の入会を心よりお待ち致しております。

会長挨拶

私たちは身の回りの粧いや食べ物、住環境や大自然の中で様々な香りに包まれ て暮らしています。

過剰な刺激に慣れた豊かな現代生活にあって、香りは絶えず私たちの感性を刺激し生(命)を実感させる物質です。

食品から香粧品に至までフレーバー・フレグランスとして幅広く利用されているものの、これらの領域を包括し文化的背景にも配慮した情報交換の場は当研究会がはじめてであると自負しております。

当研究会は、食や粧いに関わる香りに着目し、この分野に興味を持つ一般の方 々や研究者を支援し産業界と教育界との接合の場として香りの文化を発信してい きたいと考えています。

何卒研究会設立の趣旨をご理解いただき、関連する研究者や実務担当者など、 多くの皆様にこの研究会を活用していただくとともに、ご支援を賜りますようお 願い申し上げます。

食香粧研究会 会長 髙野克己

食香粧研究会 入会申込み