ABOUT US
The Laboratory of Yeast Systematics is an endowed laboratory that was established in October 2020 at the Tokyo NODAI Research Institute of Tokyo University of Agriculture, with funding support from the Institute for Fermentation, Osaka (IFO). Research in the laboratory is seeking to reconstruct a higher-level taxonomic system of yeast based on genomic information, and to establish a high-resolution identification system that is applicable for typing yeast species, including those important in fermentation. Focused on taxonomy, the laboratory employs cutting-edge techniques such as genome analysis and collaborates with researchers across various biological fields, including genomics, genetics, and ecology. We aim to develop a taxonomic system that harmonizes the phenotypic data that characterize each taxon with phylogeny based on sequence data. Our goal is to contribute to the advance of biodiversity research, including studies on yeast physiology and environmental adaptation.
NEWS & TOPICS
- 2024年 12月 13日 高島先生が応用微生物部会シンポジウム「ゲノムデータがもたらす酵母・醸造の研究 の発展」で発表しました。発表題目「分類学は基礎と応用の橋渡しを担う」
- 2024年 12月 13日 応用微生物部会シンポジウム「ゲノムデータがもたらす酵母・醸造の研究の発展」 を共催します。ウィスコンシン大のChris Todd Hittinger教授の基調講演がありま す。ご興味のある方は是非ともご参加ください!! ポスター スケジュール
- 2024年 11月 26日 小林さんが第47回日本分子生物学会年会で発表しました。発表題目 「子嚢菌酵母Saitoella coloradoensisおよびSavitreella phatthalungensisの の全ゲノム解析」
- 2024年 11月 26日 青木さんが第47回日本分子生物学会年会で発表しました。発表題目 「担子菌酵母Trichosporon asahiiのニ形性に関与する遺伝子機能の研究」
- 2024年 11月 8日 高島先生が第68回日本医真菌学会総会・学術集会で発表しました。発表題目 「ゲノム情報から分類することは妥当か?」
- 2024年 11月 8日 小林さんが第68回日本医真菌学会総会・学術集会で発表しました。発表題目 「ロングリードシーケンサーを用いた全ゲノム解析から真菌の多様性と進化を探る」
- 2024年 11月 8日 青木さんが第68回日本医真菌学会総会・学術集会で発表しました。発表題目 「蛍光顕微鏡観察によって明らかになるトリコスポロン酵母の性状」
- 2024年 11月 6日 高島先生が第8回アジア・太平洋医真菌学会・学術集会で発表しました。発表題目 「New fungal taxonomy from a genomic perspective」
- 2024年 11月 6日 小林さんが第8回アジア・太平洋医真菌学会・学術集会で発表しました。発表題目 「Diversity in Yeast Genomes」
- 2024年 11月 6日 青木さんが第8回アジア・太平洋医真菌学会・学術集会で発表しました。発表題目 「Dimorphic transition between yeast, hypha, and arthroconidia morphologies by Trichosporon asahii」
- 2024年 9月 30日 青木さんがICY16(国際酵母学会)で発表しました。発表題目「Transition from hyphae to arthroconidia requires a nucleolar protein NOP14 ortholog in Trichosporon asahii」
- 2024年 8月 12日 小林さんがIMC12(国際菌学会)で発表しました。発表題目「Genome-based systematics and diversity analyses of basidiomycete yeasts」
- 2024年 7月 4日 青木さんが日本微生物資源学会第30回大会で発表しました。発表題目「蛍光顕微鏡観察 に基づいたトリコスポロン酵母の種間多様性解析」
- 2024年 5月 17日 高島先生が第25回新産業酵母研究会講演会で発表しました。発表題目「酵母国際シン ポジウムISSY37の参加報告」
- 2024年 5月 17日 青木さんが第25回新産業酵母研究会講演会で発表しました。発表題目「酵母の二形性 研究から多様性研究へ」
- 2024年 5月 17日 小林さんが日本菌学会第68回大会で発表しましt。発表題目「全ゲノムデータに基づく スポリディオボラス目酵母の系統解析」
- 2024年 3月 12日 小林さんが日本ゲノム微生物学会第18回年会で発表しました。発表題目「全ゲノムデー タに基づくスポリディオボラス目酵母の系統進化解析」
- 2023年 12月 6日 青木さんと小林さんが第46回日本分子生物学会年会で発表しました。 青木さんの発表題目「マグネシウムの添加により促進するTrichosporon asahiiの 菌糸生長と遺伝子発現」、小林さんの発表題目「全ゲノム情報に基づいた担子菌酵母の 変異と種分化の解析」
- 2023年 11月 27日 高島先生、青木さん、小林さんがISSY37(国際酵母学会)で発表しました。 小林さんは口頭発表を行いました。高島先生の発表題目「Investigation of characteristic orthologs of Ascomycota and Basidiomycota: insights from principal coordinate analysis」、青木さんの発表題目「Hyphal growth in Trichosporon asahii is induced by the addition of magnesium」、 小林さんの発表題目「Intrageneric genomic relationship and evolution of non-model Basidiomycota yeasts based on chromosome-level genome assemblies」
- 2023年 10月 7日 青木さんが第67回日本医真菌学会で発表しました。題目「マグネシウムの添加により 誘導されるTrichosporon asahiiの菌糸生長」
- 2023年 10月 5日 小林さんのCutaneotrichosporon cavernicolaのゲノムに関する研究成果が BMC Genomics誌に受理されました。題目「Chromosome-level genome assemblies of Cutaneotrichosporon spp. (Trichosporonales, Basidiomycota) reveal imbalanced evolution between nucleotide sequences and chromosome synteny」
- 2023年 9月 7日 微生物資源の整備と利活用の戦略「第2節 真菌の命名と系統分類に関する課題」が NTS社から出版されました。
- 2023年 6月 22日 青木さんが日本微生物資源学会第29回大会で発表しました。題目「マグネシウムの 添加によって伸長するTrichosporon asahiiの菌糸と細胞小器官の動態変化」
- 2023年 6月 9日 発酵研究所の第17回助成研究報告会で寄附講座の中間報告を行いました。
- 2023年 5月 27日 小林さんが日本菌学会第67回大会で発表しました。題目「担子菌酵母 Cutaneotrichosporon cavernicolaにみる塩基配列と染色体構造の変異速度」
- 2023年 5月 18日 国際共同研究の論文がStudies in Mycology誌に受理されました。題目「A genome- informed higher rank classification of the biotechnologically important fungal subphylum Saccharomycotina.」
- 2023年 4月 11日 青木さんのTrichosporon asahiiに関する研究成果がMicrobiology Spectrum誌に 受理されました。題目「Hyphal growth in Trichosporon asahii is accelerated by the addition of magnesium」
- 2023年 3月 16日 小林さんが日本農芸化学会2023年度大会で発表しました。題目「ゲノム情報に基づい た担子菌酵母Cutaneotrichosporon cavernicolaの種分化の解析」
- 2023年 3月 6日 公益財団法人発酵研究所 学会•研究部会助成 駒形和男先生追悼公開シンポジウムが 開催されました。
- 2022年 11月 30日 青木さんが第45回日本分子生物学会年会で発表しました。題目「Trichosporon asahiiの菌糸の初期生長に関わる因子群の解析」
- 2022年 11月 1日 高島先生の総説がMed. Mycol. J.にアクセプトされました。題目「Taxonomy of pathogenic yeasts Candida, Cryptococcus, Malassezia, and Trichosporon: Current status, future perspectives, and proposal for transfer of six Candida species to the genus Nakaseomyces.」
- 2022年 10月 1日 青木さんが第66回日本医真菌学会で発表しました。題目「マグネシウムの添加は、 Trichosporon asahiiの菌糸の初期生長を早める」
- 2022年 8月 1日 小林裕樹さんが博士研究員として研究室に加わりました。
- 2022年 7月 26日 青木さんが東京農業大学大学院バイオサイエンス専攻において細胞分子機能科学特論I の特別講義を行いました。
- 2022年 7月 12日 高島先生と青木さんがISSY36(国際酵母学会)で発表しました。 高島先生の発表題目「Investigation of the orthologs that characterize Ascomycota and Basidiomycota」青木さんの発表題目「Hyphal growth of Trichosporon asahii is accelerated by the addition of magnesium」
- 2022年 4月 1日 金子嘉信先生が客員教授として研究室に加わりました。
- 2022年 3月16日 分子微生物学科田中研の修士過程の栢森綺音さんが、日本農芸化学会において 「Cutaneotrichosporon cavernicolaの交配遺伝子座の解析」という題で口頭発表を 行いました。
- 2022年 2月10日 高島先生が第200回酵母細胞研究会例会において「The Yeast第5版以降の酵母 の分類:この10年の進捗、現在の問題、およびその解決にむけて」という題で口頭 発表を行いました。
- 2021年12月17日 青木さんが東京農業大学大学院分子微生物学専攻において微生物機能科学特論IIの特別 講義を行いました。
- 2021年12月 1日 青木さんが第44回日本分子生物学会年会において「担子菌酵母の多様性を表す 新規核表現型の研究」という題でポスター発表を行いました。
- 2021年10月29日 高島先生が第65回日本医真菌学会総会・学術集会 真菌症フォーラム2021において、 「菌名を決めるための3つの要素」という題で口頭発表を行いました。
- 2021年 5月13日 本講座のキックオフシンポジウムが開催されました。(→要旨集)
- 2021年 4月 1日 青木敬太さんが研究室に加わりました。
- 2020年10月 1日 黒川裕菜さんが研究室に加わりました。
- 2020年10月 1日 公益財団法人発酵研究所の寄付講座助成により、「酵母多様性生物学・分類学研究室」 が東京農業大学農生命科学研究所に設立されました。