7月10日(水)21:00〜 NHK BSプレミアムにご出演されます

    7月10日(水)21:00から、NHK BSプレミアム「旅のチカラ−ミケランジェロの街で仏を刻む松本明慶−」にご出演されます。イタリアルネサンス期の彫刻の巨匠ミケランジェロの生誕地を訪れ彼の生涯と彫刻に対する情熱を探訪した番組です。
    再放送:7月18日(木)AM8:00〜

東武百貨店池袋店にて展覧会が開催されます

    2013年10月10日(木)〜16日(火)
    松本明慶仏像彫刻展
    東武百貨店池袋店にて
    問い合わせ:松本工房 京都市西京区大原野小塩町107  電話 075-332-7974

市民公開特別講演講師 大佛師 松本明慶先生のご略歴

    myoukei 1945年 京都市にて出生。
    1962年 佛師を志し、佛像彫刻を始める。
    1964年 野崎宗慶郎に弟子入り。
    1979年 朝日新聞社・京都朝日会館にて個展を開催。
    1980年 京都佛像彫刻展にて、京都市長賞を受賞(以後市長賞を計8回受賞)。
    1981年 広島県・福王寺に、不動明王(太保)を納める(以後全国に計15体の大佛を制作)。
    1984年 三越百貨店本店にて個展を開催(以後全国各地において個展を開催)。
    1985年 京都佛像彫刻展にて、京都府知事賞を受賞(以後知事賞を計11回受賞)。
    1988年 フランス国立ギメ美術館(ルーブル美術館東洋別館)収蔵の佛像100体の修復を担当。全国の佛像修復に従事、現在に至る。
    1991年 総本山より「大佛師」の号を拝命。
    1999年 鹿児島県最福寺に、11年の歳月をかけた世界最大級の木造佛・大弁財天(総高18.5メートル)を納める。
    2002年 和歌山県・金剛峰吟寺に恵果阿闇梨尊像を奉納。
    2004年 西国三十三観音霊場・第三十二番札所 滋賀県・観音正寺に、総白檀 十一面千手観音菩薩(大佛)を納める。
    小学館より佛像彫刻作品集「慈」を出版。
    2005年 中越地震の被災地 新潟県・山古志村(現在は長岡市)に、地震で倒れた樹齢180年の杉より謹刻した復興地蔵9体を納める。
    京都御所西方(京都市上京区下長者町道室町西入ル)に、松本明度佛像彫刻美術館を開館。
    2006年 広島県宮島・大願寺に、総白檀 不動明王(大佛)を納める。
    四国八十八ケ所霊場会の出開帳御本尊八十八体(平素は香川県・善通寺に安置)を納める。
    新開場された北海道八十八ケ所霊場各寺院に、ご本尊八十八体を納める。
    新潟県・長音寺に、釈迦涅槃像(全長3メートル)を納める。
    2007年 西国三十三観音霊場・第二番札所 和歌山県・紀三井寺に、総金箔 十一面千手観音菩薩(総高12メートル)を納める。
    2008年 神奈川県・三会寺に、十一面観音菩薩(大佛)を納める。
    2009年 西山浄土宗光明寺 東京別院に、御本尊 阿弥陀如来(一丈)を納める。
    佛像彫刻作品集「佛心」を出版。
    2010年 高知県・大徳寺に、不動明王(半丈六)を納める。
    徳島県・安楽寺に、総金箔 阿弥陀如来を納める。
    2011年 京都府文化賞 功労賞を受賞。
    2012年 京都府立林業大学校の特別教授を拝命。

全国に安置された松本明慶先生作の大佛

    広島県・福王寺 不動明王 桧 丈六 1981年
    広島県・極楽寺 阿弥陀如来 二丈四尺 1984年
    大阪府・龍眼寺 虚空蔵菩薩(両界) 桧 半丈六 1989年
    北海道・慈照寺 釈迦如来 総金箔 丈六 1997年
    鹿児島県・最福寺 弁財天 桧葉 総高18.5メートル 1999年
    滋賀県・観音正寺 十一面千手観音菩薩 白檀 丈六 2004年
    広島県・大願寺 不動明王 白檀 丈六 2006年
    沖縄県・長谷寺 十一面観音菩薩 総高4. 5メートル 2006年
    新潟県・長音寺 釈迦如来(涅槃) 桧 全長3メートル 2007年
    和歌山県・紀三井寺 十一面千手観音菩薩 総金箔 総高12メートル 2007年
    神奈川県・三会寺 十一面観音菩薩 桧 丈六 2008年
    高知県・大徳寺 不動明王 桧葉 半丈六 2010年
    徳島県・安楽寺 阿弥陀如来 総金箔 一丈 2010年
    *本来大佛とは丈六(身丈座八尺)以上の佛像をさしますが、ここでは半丈六(身丈座四尺)より記載しております。
    *この他にも全国各地の寺院、施設に多数納められています。

松本明慶佛像彫刻美術館(入場無料)

    eguchi 〒602-8004 京都府京都市上京区下長者町道室町西入ル西鷹司町16
        *京都御所の西方、蛤御門より徒歩2分
      TEL 075-332-7974
      開館日:原則として毎月第1週・第3週の土曜日と日曜日
        *1 日が日曜日の月は7日・8日・21 日・22日に開館
      開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
    *来館を希望される方は開館目をご確認の上、松本明慶工房まで ご予約のお電話をお願いいたします。

      2005年6月に開館した松本明慶佛像彫刻美術館は、常時150点を超える明慶作のみほとけを展示しており、主に松本明慶友の会会員の皆様にご利用いただく施設となっております。
      1階では、全国にお納めした大佛の写真を年代ごとに展示。36歳で初めて挑んだ大佛・不動明王を起点として、現在に至るまでの大佛造佛の軌跡をご紹介しております。
      2階の展示室では、沈香・白檀・桧・欅・楠などを材とした、一木づくりの味わい深い佛像や、てのひらに納まる精微な表現の香合佛・厨子佛などを、ゆっくりとご覧いただく事ができます。
      この混迷の時勢にこそ、苦楽を共に生きるみほとけと対話し、こころ静かなひとときを過ごしていただけましたら、幸甚に存じます。また、1階に併設されたグッズコーナーでは、作品集などの書籍、明慶佛のポストカードや愛らしい一筆箋、一刀彫の干支、純白檀のお線香(白檀材での造佛の際に出る余材より作製)、にほひ袋、明慶と弟子一同愛用のTシャツや鞄などを揃えており、こちらも来館される方々の楽しみのひとつとなっております。
      皆様のご来館を、こころよりお待ちしております。

大佛師 松本明慶友の会のご案内

      友の会は1997年10月、埼玉県熊谷市・八木橋百貨店にて個展を開催した折に、作品に感動された方々のお声の元、発足いたしました。京都市大原野・松本工房での近況報告を会報誌という形で定期的に行い、若い後継者たちの育成を皆様に見守って頂くことを趣旨としております。
      「佛教は日本の文化であり生活の一部なのだ」という観点から、失ってはならない大切なものを、会員の皆様と共に探究し続けられたらと願っております。
      また、明慶佛の解説や展覧会のご案内等も会報誌の中で随時行っております。
    入会金は不要で、年会費は一口1000円でございます。入会を希望される方は、友の会事務局(松本明慶工房)までご連絡ください。

    松本明慶工房 〒610-1133京都府京都市西京区大原野小塩町107  TEL 075-332-7974