2004年8月に訪問したノルウェーとストックホルムの旅行情報です。以前に北方圏センターが発行する『季刊・北方圏』129号(2004)に「ノルウェーのクジラと捕鯨を巡る旅」と口絵グラビア「捕鯨の国ノルウェー」として発表したものです。記事では博物館の展示や旅行情報も紹介しました。下のリンクで記事が読めます。
写真:捕鯨者の像(サンデフィヨルド)
訪問地は、オスロ Oslo、ドラーメン Dramen、テンスベルク Tønsberg、サンデフィヨルド Sandefjord、ベルゲン Bergen、ノーランド県チョッタ Tjotta i Norland、ロフォーテン諸島 Rofoten、ストックホルム Stockholmなどです。日本の鯨類学のパイオニア小川鼎三『鯨の話』(中央公論社)で紹介されたヴェストフォル県立博物館やストックホルム自然史博物館、E・シュライパー『鯨』(東京大学出版会)で「もっとも古い鯨類の絵」として紹介のあるロドイ Rødøy の岩壁、スコゲルヴェイン Skogerveienの岩絵を訪ねてきました。岩絵の現場を日本語で紹介した、おそらく唯一の報告と思います。
見本ページの作成時の文字コードは「シフトJIS」だったため、去年までは地名が一部文字化けしていました。 ø が「ソ」になっていたのです。現在は「UTF-8」に変更したので大丈夫です。インターネットのノルウェー情報は当然ですが圧倒的にノルウェー語が多く、英語での検索では十分な結果が得られません。地名などはノルウェー語で検索されると良い結果が得られますので、あえて原語を記載しています。なお、岩絵は英語ではペトログリフ petroglyph、ノルウェー語では helleristningerです。
岩絵の場所を探すには、現地で求めた文献が役立ちました。
<文献目標>
宇仁義和. 2004. ノルウェーのクジラと捕鯨を巡る旅. 北方圏, 129: 12–15, 口絵. 北方圏センター, 札幌.