----->シアル酸や薬はどのように結合するのか。耐性酵素は何が違うのか
その違いを立体構造で見てみよう。
>select sia
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ。シアル酸の構造が表示される。)
>select 151
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
(シアル酸のO2原子の位置が切断される。151番目のアスパラギン酸が触媒残基。)
>select 276
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
>select 274
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
>select 371
(シアル酸を固定しているアルギニンを確認。次のタミフルの場合と比べてみる。)
>pick distance
(赤色:酸素原子、青色:窒素原子)
(グルタミン酸のOE2原子とシアル酸のO9原子をそれぞれクリックする。原子間距離が表示される。
同様にグルタミン酸のOE1とシアル酸のO8原子間の距離も調べる。)
>pick ident
>select 800
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
>select 274, 276, 371
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
(シアル酸が結合した構造と何が異なるか。276番目のグルタミン酸の向きに注目)
>select 800
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
>select 274, 276, 371
(メニューバーのDisplayからSticksを選ぶ)
(前の2つの構造では274番目はヒスチジンであったが、この変異体ではチロシンになっている。前の構造と何が変わったか。276番目のグルタミン酸の向きとタミフルの向きに注目。タミフルの結合が弱くなり、効かなくなる。)
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