○会長挨拶
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東京農業大学緑友会会長 進士五十八(東京農業大学 名誉教授)
緑に生き、緑を友とするはらからが集う。なんと愉快なことか。緑、みどり、グリーン、グルーン、語源はアーリアン語のGHRA、生長する。生命の意である。
この社会で、これより大切なものはない。榎本武揚は農大生みの親、横井時敬は農大育ての親。共に、透徹した理系の目と社会のために役立つ実学の大切さを説いた建学の恩人である。
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上原敬二、龍居松之助、そして井下清の三賢人が関東大震災からの復興を契機に、緑と都市美の国づくりを目標に学校を樹立(たて)た。渋谷常磐松の農大の中での発足であった。そのときの三賢人は、三十代の血汐に燃えて未来の社会に理想を実現しようとしたのだ。
この東京農大緑友会は、ただの同窓会ではない。こうした建学の志を受けて、地球社会の自然と社会と文化の環境の持続的発展を実現するのに、「造園学(landscape architecture)」の思想と方法、その技術と学術と芸術の有効性を強く確信する者たちの高い理想を共有する者たちの熱く真摯な造園コミュニティである。
会員各位の自己実現と斯界の発展のために、地域貢献、社会貢献に広く参画されることを祈念申上げる。
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○緑友会とは
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東京農業大学の卒業生で組織される東京農業大学校友会がありますが、その中で、造園科学科卒業生、大学院造園学専攻修了生ならびに造園関連の職域に携わっている農大卒業生で組織し、活動しているのが「東京農業大学緑友会(Alumni of LATUA)」です。校友会の事業に積極的に参加するとともに、造園関連実務に関連する情報、技術の交流等を通じ、会員相互の啓発、造園領域の向上と発展に資することを目的としています。現在の会員は、約8000名になります。
具体的な活動としては、毎年5月に東京農業大学で開催される「緑のフォーラム」における講演会、ポスターセッションのほか、リカレントスクール(東京緑友会)のように各地域の緑友会が主催しているものもあります。
このような講演会や研修会をはじめとして、緑友会では、会員相互のコミュニケーションを積極的に図るために、さまざまな活動をしていますが、いくつかの都道府県では、地域別の緑友会もつくられています。現在、組織されているのは、北海道緑友会、岩手緑友会、宮城グリーンクラブ(宮城県)、栃木県緑友会、東京緑友会、神奈川緑友会、千葉県緑友会、埼玉緑友会、茨城県緑友会、東海グリーンクラブ(三重・岐阜・愛知)、静岡県緑友会、山梨緑友会、滋賀緑友会、京阪神緑友会、広島緑友会、福岡緑友会、熊本緑友会、鹿児島緑友会などで、毎年、総会や懇親会、講演会や研修会(造園CPDプログラムを含む)などを開催しています。
東京農業大学緑友会、あるいは各地域別の緑友会から、お知らせや案内が届きましたら、是非、積極的に参加してください。
○東京農業大学緑友会問い合わせ先
前田 博(緑友会幹事長)
東京農業大学造園科学科(緑友会事務局:阿部伸太)
FAX 03-5477-2625
E-mail zoen@nodai.ac.jp(送信の際は@を半角にしてください)
東京農業大学緑友会規約(PDFファイル)
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○役員
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○会長
進士五十八 (昭和44年造)
○副会長
佐藤 岳三 (昭和32年造)
平井 善樹 (昭和41年造)
佐藤 四郎 (昭和42年造)
蓑茂寿太郎 (昭和48年造)
豊田 稔 (東京緑友会会長:昭和39年造)
清水 淳平 (神奈川県緑友会会長:昭和39年造)
林 眞郎 (埼玉緑友会会長:昭和47年造)
藤平真一郎 (千葉県緑友会会長:昭和49年造)
山崎 元也 (造園科学科長:昭和57年北海道大学)
○幹事長
前田 博 (昭和46年造)
○会計
成家 岳 (平成8年造)
○監査
菊地 謙二 (昭和44年造)
広瀬 直久 (昭和44年造)
○事務局
阿部 伸太 (東京農業大学:平成4年院造修)
中村 秀樹 (東京緑友会:昭和63年造)
田口 正典 (神奈川県緑友会:昭和59年造)
高橋 一弘 (千葉県緑友会:昭和56年造)
横山 浩行 (埼玉緑友会:昭和58年造)
鈴木 義人 (造園CPD担当:昭和61年造)
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