いちアルバイトから見たオホーツクの農業

バイトから見た農家の1年

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オホーツク地域では、日本国内の平均よりも非常に大規模での農業がおこなわれています。機械化も進んでおり、省人化が進んではいるのですが、繁忙期には人手が足りなくなるために学生のバイトを雇います。ここでは、学生バイトから見た農家の1年について解説します
写真:除草バイトにて。

3月
上旬にビートとも呼ばれる甜菜の種を紙製のポットに植え付けます。ここでのバイトの役目はたたまれているポットの展開や植え付け終わったポットの搬出の補助になります。
4月
上旬にジャガイモの植え付けの準備が始まります。主な役目は出ていれば芽をとる、消毒液につける、植え付けの際に適切な大きさになるように切ることなどです。下旬にはいよいよ各作物の植え付けが始まります。
5月
初頭には植え付けがピークを迎えます。農家ごとに使用している機械によって作業に多少の違いはありますが、ジャガイモの植え付けでは芋が等間隔に植えられるように機械の補助、甜菜ではこのほかに補植という、植えられていない場所に植える作業もあります。

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6月・7月
植え付け・収穫時期と被っていないこの時期に学生が携わるのは除草がほとんどになります。ほとんどの学生は農家バイトの激減する5月下旬以降は漁業バイトに精を出すことになります。
8月
上旬から麦の収穫が、下旬からはほぼすべての作物の収穫が始まります。1年で最も忙しい期間です。学生の仕事はジャガイモや玉ねぎの選別が主となります。

9月
中旬にはジャガイモ、玉ねぎ、麦の収穫も終わり、甜菜の収穫を残すのみとなります。


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