そもそも樹氷とは何だろう。またどのように誕生するのだろう。
樹氷とは0℃以下の水滴が樹木に衝突し、凍結していくことで生まれる自然現象だ。「樹木の氷」と書かれていると雪国では簡単に見ることができそうだが、実際その姿を想像することは簡単なことではない。樹氷が誕生するまでの一例を簡単に説明していきたいと思う。「樹氷」は複数の厳しい自然条件が整っていないとなかなか発生しない。条件を挙げてみると「氷点下5℃以下に冷却された水蒸気や水滴」が「同じ方向からの風」、「風が樹木に衝突する」といったものである。限られた条件の中でしか生まれることはない為、とても珍しい自然現象なのだ。
写真を撮った朝は猛吹雪明けでとても寒く、樹氷はマイナス15℃の中で維持され3日間ほど見ることができた。
〈参考文献〉
札幌市青少年科学館サイト
https://www.ssc.slp.or.jp/faq/science-qa-box/qabox-weather/703.html