デスクトップ画面の下辺にあるメニューバーからCommand Line windowをクリック。
>select amino
>wireframe off
>backbone 60
(数字の40は線の太さを示すので自分の好みで変えてよい。またbackbone 60の代わりに>cartoonでもよい。好みに応じて。)
>color chain
(ヘモグロビンは2つのアルファ-グロビンと2つのベータ-グロビンからなるので4色に色分けされている。)
>select hem
>wireframe 100
(一つのグロビン分子に対し一つのヘムが結合している。)
>select 6b, 6d
>color magenta
>wireframe 60
(このベータサブユニットの6番目のアミノ酸は正常な場合グルタミン酸であるが、これがバリンになると鎌形赤血球貧血症になる。)
ヘモグロビン分子中の疎水性アミノ酸と親水性アミノ酸の分布を比べて見よ。疎水性アミノ酸の側鎖は分子内を向き、親水性は分子外を向いている。グルタミン酸がバリンになることで疎水性のアミノ酸が分子外にある不都合をうち消すために、変異したヘモグロビン分子のバリン同士が疎水結合をつくる。このためヘモグロビンがつながって動きがとれなくなるために貧血症になるといわれている。
Shiftキーを押しながら、左ボタンを押しながらマウスを動かすと分子モデルの拡大・縮小ができる。
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