DNA結合ドメイン

DNA結合ドメイン

ドメインとは

タンパク質、特に分子量の大きなタンパク質の構成単位で、アミノ酸配列、立体構造、機能、進化などの面でまとまった領域。通常50~200個のアミノ酸残基からなり、空間的に独立したコンパクトな構造を持つ。

DNA結合タンパク質

DNAに対して結合するタンパク質。おおよそ次のタイプに分かれる。 以下のような代表的なDNA結合ドメインの例が転写因子に見られる。(各ドメインにはある程度の共通したアミノ酸配列(コンセンサス配列)が存在する。)

DNA結合ドメインの例1:ロイシンジッパー

ロイシンジッパーは7アミノ酸おきにロイシンがある2本のアルファヘリックスがロイシンを介してジッパーのように結合し、それらのヘリックスの端に存在する塩基性アミノ酸領域でDNAに結合している。CREBなどに見られる。

DNA結合ドメインの例2:ヘリックス-ターン-ヘリックス

434ファージの転写因子croのDNA結合ドメイン。ヘリックスの部分がDNAのmajor gooveにはまりこむように結合している。


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