CDK (Cyclin Dependent Kinase)
kinaseとは、タンパク質分子中のセリン、スレオニン、あるいはチロシンの-OHにリン酸を転移する(リン酸化)酵素のこと。タンパク質のリン酸化は、生体反応の情報伝達においてリレーのバトンのような働きをしている。
CDK2とCyclin Aは、細胞周期のS期の開始を司っている。
CDK2は以下の条件が揃うとkinaseとしての活性がオンになる。
CDK2の配列情報をGenBankで見る。Cyclin Aの配列情報を見る。
では、上の三つの条件がそろうとCDK2には何が起こるのか?
----->構造の変化により活性部位の入り口が開く。
その違いを立体構造で見てみよう。
Shiftキーを押しながら、左ボタンを押しながらマウスを動かすと分子モデルの拡大・縮小ができる。