抗体;免疫グロブリン (Immunoglobulin; Ig)
抗体
抗体の模式図
IgGの構造は、同じドメインの繰り返しからできている。このドメインの構造は、いろいろなタンパク質に見られる(特に免疫系)ので「グロビンフォールド (globulin fold)」と呼ばれている。上の図でS-Sはジスルフィド結合を表している。
抗体は抗原を特異的に認識する
- 免疫グロブリンの構造ファイルをダウンロードする。免疫グロブリンと抗原ペプチドとの複合体の構造ファイルをダウンロードする。
- Raswinを起動し免疫グロブリンの構造ファイル(1igt(IgG).pdb)を開く。(Fileメニューからopenを選択)
- デスクトップ画面の下辺にあるメニューバーからCommand Line windowをクリック。
>select amino
>wireframe off
>backbone 60
>color chain
(免疫グロブリンは4本の鎖から構成されている。また、ドメイン構造がはっきりとわかる。)
次に免疫グロブリンと抗原ペプチドの構造ファイル(1A3R(IgG+pep).pdb)をひらく。このファイルは免疫グロブリンのFab領域だけがでている。
- backbone off
- cartoons
- color structure (グロブリンフォールドはベータシート構造でできているのがわかる)
>select amino
>wireframe off
>backbone 40 (あるいはcartoonでも)
>color chain
>select *p
>spacefill
(抗原を両手で挟み込むように抗体が認識している)
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