ABCC11とは何かを調べる。
http://www.genome.jp/ にアクセス
Search ボックスに ABCC11 と入力 (図) をクリック
出てきたページから、OMIMの一つを選んでみる。
OMIMとはOnline Mendelian Inheritance in Manの略
遺伝子と人の遺伝的特徴(病気を含む)の関係が説明されている。
次に戻って、Orthology からK05671をクリックしてみる。
このページ(図)から、ABCC11は限られた種で確認されている。どのような種か。
もとのページに戻って、KEGG GEBESのトップにあるhsa:85320をクリック。
humanのABCC11遺伝子の配列情報などが出てくる。
Pathwayからリンクをクリックしてみる。
リンク先のページ、右下にトランスポーターの模式図がある。
戻って、次にMotifを調べる。
PROSITEとある行の、赤丸のリンクをクリック。リンク先のページ、一番下。
PROSITEデータベースのIDをクリック。
ABCC11はATP-binding cassette, ABC transporterのコンセンサス配列を持つことがわかる。タンパク質機能の推定ができる。PROSITEはコンセンサス配列をもとに、タンパク質機能を解説するデータベース。
元に戻って、ABCC11のアミノ酸配列を確認。1382残基からなる大きなタンパク質。赤丸部分をクリック。
リンク先のページにFASTAフォーマットのABCC11のアミノ酸配列が表示される。この配列と相同性をもつ遺伝子を検索する。
配列をコピー。(一行目の>記号からコピーのこと)
新しいウィンドウまたはタブで、http://blast.genome.jpにアクセス。
“Sequence data”のボックスにコピーして”Compute”をクリック。
Blast検索の結果、ABCC11はどのような種に保存されていたか。Orthologyのページ結果と同じであったか。
またABCC11と相同性を持つ遺伝子はなんであったか。
左のチェックボックスのうち、ptr, mccのみをえらび、上のプルダウンメニューからClustalWを選んでExecをクリック。
得られた結果をみると人、チンパンジー、マカカザルのABCC11は非常に保存されている。
整列スコアが、人とチンパンジーでは98.5%, 人とマカカザルでは91.6%。
次に戻って、人と犬、オポッサムで比べてみると、
スコアが低くなった。アミノ酸の数も違う。
もう一度Blast検索の結果を見てみると、9番目にABCC12という遺伝子がヒットしている。ABCC11のオーソログ。この二つでClustalWをかけてみると、
スコアがかなり低いことがわかる。
今度はABCC12について調べてみる。
Blast検索ページについて
http://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgiにアクセス
protein blastをクリック
FASTフォーマットの配列を貼り付けて、BALSTボタンをクリック。
検索中の画面がしばらく続いた後、
クエリーのコンセンサス配列(ドメイン)が図示される。