指揮者紹介
内藤 佳有 (Karl Naito)
「“With respect and love!“(Kimbo Ishii-Eto)」

東京大学卒業十余年後音楽に転身、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース(指揮専攻)他で音楽を学び、前代未聞の成績を収めたが、自身のためのコンクールには出場したことがない。ピアニスト・チェリストとして都響ヴィオラ奏者中山良夫氏とのジョイントリサイタルをはじめ、大平貴規、川上徹、菊地知也、黒木岩寿、戸澤哲夫、野口千代光、半田美和子、丸山泰雄、向山佳絵子、廻由美子、矢野晴子、若林暢の各氏をはじめ数多くの音楽家と共演、各地で独奏者として招聘され、「日本の作曲家’97」、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園オーケストラ、同大学卒業演奏会、ザ・シンフォニカ定期演奏会などに出演、2002~04年及び06年日本クラシック音楽コンクールに於いて伴奏者としてグランプリ・最高位に貢献する。

指揮者としては荒絵理子、岩佐和弘、江口有香、小川正毅、佐份利恭子、清水醍輝、鈴木康浩、須田祥子、名古屋木実、難波薫、萩原顕彰、藤田旬、馬淵昌子、山岸博、山口裕子の各氏他と共演し、新日フィル、大阪市音楽団、都響アンサンブル・アロイヴ、桐朋学園Orchestra Alba、東京オペラシンガーズ、栗友会合唱団、一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」等を指揮、上野学園創立100周年記念定期演奏会(横山幸雄、矢部達哉、原田禎夫、島崎智子、村上曜子の各氏と共演)を大成功に導く一方、ピアノ協奏曲弾き振りでも絶賛を博する。アシスタントとして飯守泰次郎、キンボー・イシイ=エトウ、今村能、大山平一郎、金洪才、現田茂夫、H.シェレンベルガー、髙関健、D.ハーディング、早川正昭、G.ボッセ、松尾葉子、E.マッツォーラ、三石精一、山下一史の各氏らの信頼も厚い。

二期会オペラ研修所指揮者、東京オペラ・プロデュース副指揮者、びわ湖オペラ副指揮者、尚美学園講師等を歴任し、現在、東京農業大学農友会管弦楽団常任指揮者、みたかジュニア・オーケストラ指揮者、ザ・シンフォニカ副指揮者、上野学園大学講師、三鷹市芸術文化振興財団理事。2005年より現在まで新日フィル音楽監督C.アルミンク氏のもとで副指揮者を務めている。