国際博物館の日を盛り上げよう!

5月18日は「国際博物館の日」です。ここはその私的応援サイトです

○このページは2008年に作成しました。更新は一部のみです。

「国際博物館の日」とは

5月18日は、北海道では花見(連休前後)とよさこいソーラン祭り(6月第2日曜日に向かう水〜日)の間にあって、「休日は近くの博物館にでも行ってみよう」という気分になる日です。愛鳥週間(5月10−16日)の直後でもあり、国民的には野外活動や運動の時期ですが、初夏の文化の日という位置付けになるでしょう。

今年のテーマ

ちなみに今年2019年のテーマは「Museums as Cultural Hubs :the Future of Tradition 文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―」です。

・「国際博物館の日」の公式サイトはこちら(国際博物館会議ICOMのページ)
・国内の元締めと行事一覧はこちら(日本博物館協会のページ)。
・2018年には国際博物館の日記念シンポジウムが開催されました(日本博物館協会のページ)。3pにテーマの解説あり

2008年の活動例

 この日は無料入館のところが多いようです。協会把握分の多くは国立や県立館ですが、小規模館や地元博物館の情報にも注目です。
・北海道新聞オホーツク面の連載エッセイ「ときわぎ」に書きました。
紙面コピーはこちら
・九州大学USIミュージアム研究会発行の『「国際博物館の日」新聞』に「国際博物館の日を盛り上げよう!」を寄稿しました。

・斜里町立知床博物館
無料開館、展示解説、映画上映会(リンク切れ)
同館は今年開館30周年。「斜里町開基百年記念映画・遙かなる道」が上映されます。

・北海道立北方民族博物館
バックヤードツアー+クイズ(リンク切れ)
収蔵庫見学とクイズ。全問正解者にはプレゼントも用意。実施は5月17日です。

・北海道大学総合博物館
博物館探検(バックヤードツアー)
世界的に貴重な資料を有する博物館。標本庫に加え分析・作業室にも足を踏み入れる。定員15名。

・札幌市博物館活動センター
出前展示「サッポロカイギュウ出現!」プレオープン(リンク切れ)
この日に合わせ午前中は模型の組み立てを特別公開。会場はSapporo55ビル1階インナーガーデン(紀伊国屋書店札幌本店入口)

・大阪歴史博物館
記念シンポジウム
全国の自然史博物館が目標にしている大阪自然史博物館も協力。大阪府の博物館・文化施設は橋下知事で大揺れのなか、大阪市はどうなるのか?という観点で興味深いところです。

・神奈川県立歴史博物館
重要文化財特別公開(リンク切れ)
旧横浜正金銀行本店本館の非公開部分の一部を学芸員が案内。実施は5月4日です。

・萩博物館
バックヤードツアー(リンク切れ)
日ごろ体験できない博物館の舞台裏を紹介。「歴史資料の緊張感あふれる調査の様子」「ご覧ください!至高の昆虫標本技術」など。

・九州大学チルドレンズ・ミュージアム研究会
「国際博物館の日」新聞の発行(リンク切れ)
マリンワールド海の中道と九州大学総合研究博物館で配布。
現在はNPO法人ミュージアム研究会のサイトにあります。 「国際博物館の日」新聞2008年版


・北海道新聞オホーツク版コラム「ときわぎ」でも紹介しました。画像版HTML版

どんな活動が奨励されているのか

活動例の公式サイトはこちら(国際博物館会議ICOMのページ)(リンク切れ)
市民・一般に向けての行事のほか、博物館や専門職員での交流、国や都道府県、市町村など博物館の設立者に向けたアピールも事例に載っており、いわゆる記念行事以上の広がりが描かれています。以下、その紹介です。

1.一般向けの普及 Initiatives aimed at the public

○宣伝と伝達 Promotion and communication
・ポスター、ステッカー、しおり、はがき、バッチ lapel pins、スタンプ、リーフレット、文書の無料配布
・報道機関との連携 Media campaign

○博物館で In the museum itself
国際博物館の日を長期間の国内プログラム(博物館週間や現在進行中のもの)に統合し、その中日や中心行事にする

・来館者へ Visits 開始儀式、展示解説、裏方訪問、来館の歓待 Welcome of publics 景品、無料解説、終日・夜間・延長開館 ・文化行事 Programme of cultural events 講演会、音楽会・舞台、演芸、映画
・一般向け行事 Programming aimed at adults 専門家質問会、応答展示、クイズ、遺産の保護制度情報、博物館経営情報
・青少年向けの教育活動 Educational activities, initiatives aimed at the young 教材フォルダ、仮想学級、ワークショップ(ゲーム・競技、ド
レスアップ仮装?、案内人付きツアー)、情動と知的体験を博物館から得て興味が増進すること、(里親方式 tree adoption scheme、学校が博物館や記念碑と縁組みする)、役割体験とお宝探し、子ども向けツアーの開発(キャラクターツアー、ツアー冊子)、遺産専門家による子ども展示や保全の手助け

○より広くを目指した館外活動 Reaching out to a wider public
・パネル展示、移動展示
・学校での教諭・学芸員会合
・博物館や遺産関係者に関したプレゼンテーション
・インターネットワークショップとツアー

2.専門家向け活動

・博物館相互あるいは国内委員会を通した会合
・外国人によるさまざま会合
・地域、国内、世界規模での先導の強化
・国内あるいは国際的な互助計画
・展示の交換
・学際あるいは複合的プロジェクトの推進
・博物館資産の把握とその経営(一覧表、保安手続き)
・ICOM博物館倫理の職員への徹底、配布

・大学や若手専門家への活動
・遺産保護官の大学・学校訪問と先導強化、博物館への招待
・広報 雑誌・ニュースレターの特別号、特集記事

3.設置者や行政の関心を向上させること

国際博物館の日にあわせ、国内あるいは国際協力により、遺産と博物館への関心を増進させ、政府に博物館や国内遺産と文化に関する国際法や国際会議を提案、採択、説明させ、完成を促し、国内法制化する。

○現行法の修正と新た法制度の必要性への関心向上策
・国際博物館の日に法案を通過させる
・文化遺産法制の提案
・運動と修正の提案
・マニフェストの署名
・ICOM博物館倫理を文化協会や上部団体、意志決定団体、議員に普及させること
・構想上部団体に遺産評価の国際協定が必要であると意識させること

過去のテーマ

過去のテーマは下のとおりです。国際博物館会議ICOMのページでは3年分しか遡れません。

2018
Hyperconnected museums : New approaches, new publics
新次元の博物館のつながり-新たなアプローチ、新たな出会い-

2017
Museums and Contested Histories : Saying the Unspeakable in Museums
歴史と向き合う博物館 ―博物館が語るものは

2016
Museums and cultural landscapes
文化的景観と博物館

2015
Museums for a sustainable society
持続する社会と博物館

2014
Museum collections make connections
コレクションは世界をつなぐ

2013
Museums (Memory+Creativity) = Social Change
博物館(記憶と創造)は未来をつくる

2012
Museums in a changing world. New challenges, new inspirations
変容する世界と博物館~新しい朝鮮、新しい発想~

2011
"Museums and Memory"
思い出・記憶と博物館

2010
"Museums for social harmony"
社会の調和に博物館

2009
"Museums and Tourism"
観光と博物館

2008
"Museums as agents of social change and development"
博物館は変化と発展へのエージェント

2007
"Museums and Universal Heritage"
人類共通の遺産と博物館

2006
"Museums and young people"
青少年と博物館

2005
"Museums bridging cultures"
文化をつなぐ博物館

2004
"Museums and Intangible Heritage"
無形遺産と博物館

2003
"Museums and Friends"
博物館と友の会?

2002
"Museums and Globalisation"
グローバリゼーションと博物館

2001
"Museums: building community"
地域をつくる博物館

2000
"Museums for Peace and Harmony in Society"
平和と調和のための博物館

1999
"Pleasures of discovery"
発見の楽しみ

1998-1997
"The fight against illicit traffic of cultural property"
文化財の違法取引との戦い

1996
"Collecting today for tomorrow"
明日に向けた収集

1995
"Response and responsibility"
責任と返答

1994
"Behind the Scenes in Museums"
展示の向こうに

1993
"Museums and Indigenous Peoples"
先住民と博物館

1992
"Museums and Environment"
環境と博物館


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