本学会は、平成21年度より、食の安全に関わるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)管理者の認定およびHACCP管理者の知識と技術の向上を促すことを目的に、会員に対するHACCP管理者の資格認定等に必要な事業を、HACCP管理者認定委員会の管轄の基に実施しています。
 本学会のHACCP管理者資格は、厚生労働省の通知(平成9年2月3日衛食第31号・衛乳第36号)にある「HACCPに関する知識、その他の食品衛生に関する科学的・専門的な知識を有するとともに、適切な教育・訓練を行うことができる体制が整備されている公益法人等」が認定する民間資格と同等であり、この資格者は、食品衛生法第13条に定められた「総合衛生管理製造過程に関する承認」に必要とされるHACCPシステムについて相当程度の知識をもつと認められる者に相当します。
 平成23年度は、学会正会員から大学・短大教員(梅花女子大学、山梨学院短期大学)、財団法人食品検査員(島根県)および食品関連企業勤務者((株)オシキリ、青葉化成(株)、メーキュー(株)、富士パン粉工業(株))の9名、並びに、学会学生会員から大学院生・大学生・短大生(宮城大学、東京聖栄大学、東京農業大学、昭和女子大学、東京海洋大学、近畿大学、香川大学、広島文教女子大学、東洋食品工業短期大学)の115名が、HACCP管理者に認定されました。


 本学会のHACCP管理者資格は、食品製造の実務経験のない社会人および学生に対しても、実社会に貢献できる基礎知識と応用知識の両修得をもつことで認定されます。すなわち、大学院・大学・短大における修得単位を基にした認定(基礎科目認定)および学会主催のワークショップを受講またはそれと同等の講義科目を履修することによる認定(HACCPワークショップ認定)の2段階認定制度となっています。

(1)基礎科目認定
 HACCP管理に関わる食品衛生等の科学的・専門的な知識を得るための基礎科目を本学会が定め、各大学院・大学・短大の受講科目において、同等性が認められた科目を申請科目とし、指定された必要科目・単位を修得した場合は、書類審査を経て基礎科目認定者とします。基礎科目は、A群:食品関係、B群:衛生・微生物学関係、C群:生化学・化学関係およびD群:実験・実習の4科目群から構成され、合計29科目が対象となります。認定を得るには、A群とD群からはそれぞれ1科目以上、B群とC群からはそれぞれ2科目以上履修し、A~D群の修得単位数の合計が24単位以上であることが必要です(申請者は、
基礎科目認定一覧および基礎科目認定申請書(記入例)を参照して、基礎科目認定申請書を作成)。
ただし、「大学教員枠」として、大学院・大学・短大に在籍し、食品あるいは衛生関係の講義科目を3年以上担当している者、または、「食品関連者枠」として、食品関連研究・業務を3年以上経験している者は、その実務経験を基礎科目認定の不足分(A~D群のうち1群分)に置き換えることが出来ます。

(2)HACCPワークショップ認定
 本学会主催の3日間のHACCPワークショップ(講義、製造現場でのHACCPプラン作成演習、グループ討議およびグループ発表から構成され、毎年3月および9月に1会場40名を対象に開催:申込者は
HACCPワークショップ受講申込書使用)を受講、あるいは、同ワークショップと同等のカリキュラムであると委員会が認めた大学院・大学・短大の単位を修得し、HACCPの知識とHACCPプラン作成能力を身につけた者に対して、HACCPワークショップ認定を行います。前者の場合は学会交付の認定証を、また後者の場合は成績証明書とシラバス等を対象に審査を行います。
 
HACCP管理者資格は、本学会の個人会員を継続し、最近の4年間に、本学会が主催するHACCP教育コース(年次大会時に実施予定)を少なくとも1回受講および学会の年次大会やシンポジウムに少なくとも1回参加している者を対象に、書類審査により4年ごとに更新します。一方で、4年間の間に学会を退会、または、HACCP管理者認定・更新時に不正行為があった場合などには、委員会による審査のうえで、資格が喪失することになります。ただし、喪失の理由が消滅したとき、再認定の審査申請をすることができます。
 
 HACCP管理者資格制度の申請・認定は、以下のスケジュールで実施されます。
 

【認定申請】
認定申請者は、申請条件(①学会の個人会員(正会員、学生会員)、②学会が定める基礎科目認定者に該当、③学会が定めるHACCPワークショップ認定者に該当)を満たしていることを確認し、申請用提出物(HACCP管理者認定審査申請書(学会指定)、②基礎科目認定申請書(学会指定)、③単位取得証明書(大学院・大学・短大の成績証明書)、④HACCPワークショップ認定証(学会交付)の原本またはコピー(ただし、提出した原本は返却しない)、または、 HACCPワークショップと同等カリキュラムと判断される科目のシラバスと単位取得証明書(大学院・大学・短大の成績証明書)、⑤宛名記入済の返信用葉書、⑥認定審査料:正会員8,000円、学生会員4,000円)の振込証明書を揃えて、期日までに学会HACCP事務局に申請します。認定する基礎科目と申請科目の内容との符合性の確認のため、シラバスの提出を求める場合もあります。HACCP管理者の認定可否結果は、申請者に5月中に葉書で通知します。その後、年次大会において、学会長から認定証を交付し、HACCP管理者原簿に認定者を登録後、学会誌にて公表します。

【更新申請】
4年ごとの更新申請者は、更新条件(①学会の個人会員(正会員、学生会員)②最近4年間に学会主催のHACCP教育コースに少なくとも1回参加、③最近4年間に学会の年次大会やシンポジウムに少なくとも1回参加)を確認し、更新用提出物(①
HACCP管理者更新審査申請書(学会指定)、②学会のHACCP教育コースの参加章の写し、③学会の年次大会やシンポジウムの参加章の写し、④宛名記入済の返信用葉書、⑤更新審査料:4,000円)を揃えて、期日までに学会事務局に申請します。更新の可否結果は、申請者に葉書で通知するとともに、更新者をHACCP管理者原簿に継続して登録し、学会誌で公表します。

下線(赤字)の必要書類は、本HPの「●必要書類のダウンロード」から、ご利用下さい】
 

●HACCPワークショップ受講申込

開催場所: 東京会場(東京聖栄大学:東京都葛飾区西新小岩1-4-6)
  兵庫会場(東洋食品工業短期大学:兵庫県川西市南花屋敷4-23-2)
開催日時: 東京会場 平成24年3月8日(木)午前10時~3月10日(土)午後5時
  兵庫会場 平成24年3月13日(火)午前10時~3月15日(木)午後5時
募集人数: 各開催会場で40名
申込期間: 平成24110日~2月20
受講費用: 正会員…20,000円、学生会員…10,000円
  (平成23年度に学生会員登録者は、学生会員扱いとします。)
申込方法: HACCPワークショップ受講申込書をダウンロードし、入力の上、学会HACCP事務局まで、メール(haccpjfp@nodai.ac.jp)で送信下さい。
2月末までに、受講案内、事前配布資料および振込用紙をお送りします。 ただし、申込者が多い場合は、HACCP管理者認定委員会で受講者を調整させて頂きますので、ご了承下さい。 
注意事項:

HACCP管理者資格を得るには、基礎科目認定とHACCPワークショップ認定の二つが必要です。HACCPワークショップ受講申込の前に、基礎科目認定一覧基礎科目認定申請書(記入例)などを参考に、基礎科目認定者に該当するかどうかを確認下さい。

●HACCP管理者認定審査申請 
申請期間: 平成24年3月24日~4月20日(4月20日消印有効)
審査費用: 正会員…8,000円、学生会員…4,000円
  (平成23年度に学生会員登録者は、学生会員扱いとします。その場合、HACCP管理者認定審査申請書には、在学時の指導教員の押印が必要となります。)
申請方法:

前述の「HACCP管理者資格制度の申請・認定手順は【認定申請】」に記載されている申請用提出物すべて(今回は返信用ハガキを除く)を、日本食品保蔵科学会HACCP事務局(154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7 昭和女子大学生活科学部生活科学科微生物研究室内)に、郵送して下さい。
なお、 審査費用 は、学会指定の銀行口座(銀行名:三井住友銀行 支店名:経堂(きょうどう)支店 口座番号:普通 6872199 口座名:「日本食品保蔵科学会 HACCP委員会」)へ、申請期間内に必ずご送金下さい。(振込手数料は申請者がご負担下さい。)

審査結果: HACCP管理者の認定可否結果は、5月中に葉書で通知します。
 ●HACCP管理者更新審査申請 
 【平成25年4月に詳細告知】  
申請時期: 平成26年4月
申請費用: 正会員…4,000円、学生会員…4,000円
 ●必要書類のダウンロード (aは単独ダウンロード、b~eは一括ダウンロードされます。fは準備中 
a.HACCPワークショップ受講申込書ダウンロード(Excel2003) 
b.HACCP管理者認定審査申請書ダウンロード(Excel2003)
c.基礎科目認定申請書ダウンロード(Excel2003) 
d.基礎科目認定一覧ダウンロード(Excel2003) 
e.基礎科目認定申請書(記入例)ダウンロード(Excel2003) 
f.HACCP管理者更新審査申請書ダウンロード(準備中)
 
 ●本申請と同時に学会入会を申し込まれる方は、こちらへ
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